岐阜県養老町に久保田家具工房という、親子で木工をやっているアトリエがあります。久保田親子の作る家具は、生活の中から生まれるペザントアートで、民具と同じ匂いがあります。農民家具は単に素朴なのではなく、実用的な生活用具で、何より巧み。クライアントも何もいないなかで作られる自由の側面と、「これで生活して生きる」という用具としての側面が同居しています。
その久保田家具工房のパンフレットデザインと、紹介文の執筆をしました。木目のマークを各ページで反復させ、イメージをリンクさせています。木の色にあわせ、本文テキストはブラウンにしています。

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Design : Kazunori Iwata
Text : Kazunori Iwata
Client : Kubota Kagu

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2017